• Twitter
  • FaceBook
  • instagram
  • LINE

ドッグフード・キャットフードの成分表の見方やポイントをご紹介

ドッグフード・キャットフードを選ぶときに、必ず確認したいのが「成分表」。
愛犬・愛猫に合ったフードを選ぶためには、成分表に記載されている内容を正しく理解し、ポイントを押さえてチェックすることが大切です。
今回は、ドッグフード・キャットフードの成分表の見方やポイントをご紹介します。

ペットフードの成分表について

まずはペットフードの成分表について見ていきましょう。

ペットフードの成分表とは?

ペットフードのパッケージには、原材料や賞味期限などの他に、そのペットフードの成分を明示した成分表が掲載されていることが一般的です。

公正取引委員会と消費者庁の認定を受けた「ペットフードの表示に関する公正競争規約」において、ペットフードの容器または包装に「成分」を表示することが定められています。

表示が定められている5項目

成分は、次の5項目をそれぞれ次のように表示することが定められています。

・タンパク質 %以上
・脂質 %以上
・粗繊維 %以下
・灰分 %以下
・水分 %以下

この他にも、任意でカルシウムやリンなどの成分を表示しているペットフードも多くあります。

各成分の見方

続いて、それぞれの成分の意味や見方を確認していきましょう。

タンパク質

タンパク質は、筋肉や皮膚などの体を構成する成分であり、ホルモンや酵素、抗体などの体調節機能成分でもあります。健康の維持に欠かせない成分ですので、良質なタンパク質がしっかりと含まれているフードを選ぶことが大切です。

脂質

脂質は、炭水化物やタンパク質と並ぶエネルギー産生栄養素の1つで、体の中でエネルギー源として働きます。効率の良いエネルギー源として重要ですが、余った脂肪は中性脂肪として体内に蓄えられるため、摂りすぎると肥満につながるおそれがあります。活動量が少ない愛犬・愛猫や肥満気味の愛犬・愛猫の場合は、フードに含まれる脂質が高すぎないか気をつけて選ぶようにしましょう。

粗繊維

食物のうち、酸やアルカリで加熱しても分解されずに残る栄養成分を粗繊維と呼びます。健康的な腸の働きを維持する上でとても大切な成分です。

灰分

灰分とは、主にカルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルのことを指します。体のコンディションを維持したりするのに重要な役割を果たすもので、体内で合成することができないため、フードからバランスよく摂取する必要があります。

水分

そのフードに含まれる水分の割合も表示されていることが一般的です。
含まれる水分の割合によって、ドライフード(水分10%程度以下)、セミモイストフード(水分25~35%程度)、ウェットフード(水分75%程度)などに分類されます。

その他の成分

「ペットフードの表示に関する公正競争規約」に定められた以上の成分の他に、メーカーごとに任意で表示されている成分もあります。

カルシウムやリンなどのミネラルや、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸などの割合を表示しているフードも見られます。愛犬・愛猫の健康維持のために気になる成分があれば、パッケージに表示されているかチェックしてみると良いでしょう。

まとめ

ペットフードの成分表示は、人間用の食品と項目や表示方法が少し違うので、見慣れない用語にとまどうこともありますよね。今回ご紹介した各成分の見方を参考にしていただき、愛犬・愛猫にぴったりのフードを選んでいただければ幸いです。

 

この記事をシェアする
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE