【猫に「しつけ」ってできるの?】~猫のトレーニングのコツ:その2~

2021.12.27

#しつけ#猫
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

こんにちは。レティシアンスタッフのAです。

今回は、以前ご好評をいただいたコラム「猫のトレーニングのコツ」の続編として、ネコちゃんのしつけのお役に立てる情報をご紹介します。

テーマは、ネコちゃんの「爪とぎ」と「キッチンの侵入対策」についてです。

ワンちゃんのしつけを行ったことがある方は少なくないと思いますが、ネコちゃんはまったく習性が異なるため、驚かれることもあるでしょう。ネコちゃんとの接し方を知り、しつけやトレーニングのご参考にしていただければ幸いです。

なお、以前のコラムでも触れましたが、時間が経ってから叱るしつけはやめましょう。ネコちゃんやワンちゃんのしつけは「現行犯」が原則です。これを念頭に置いて、しつけ・トレーニングを行ってください。

「爪とぎ」のトレーニング

ネコちゃんの「爪とぎ」は、自身の体を調整するための習性の一つで、伸びてきた爪のお手入れになります。しかし、それ以外にも「マーキング」「心を落ち着かせる」「構ってほしい」などの理由から爪とぎを行うことがあります。

それぞれの行動の理由については以下のような可能性が考えられます。

 

●マーキング・・・爪とぎをすることで、肉球や爪の周囲にある臭腺から分泌されるフェロモンを家具や壁などにこすりつけて、自分の縄張り(テリトリー)にしている

●心を落ち着かせる・・・ストレスを解消したいときや、気分転換をしたいなど

●構ってほしい・・・ネコちゃんは賢い動物なので、爪とぎをしてオーナー様の気を引こうとしているかもしれません

 

ネコちゃんの爪とぎにお悩みの方は多いものです。「習性だから仕方ない」と諦めてしまうと、ネコちゃんは好きなところで爪とぎをするようになり、家具や壁などが傷だらけになってしまいます。しっかりしつけを行って、爪とぎをして良い場所を覚えてもらいましょう。

まずやるべきことは、ネコちゃんにあう「爪とぎのアイテム」をおうちに用意することです。

最近ではいろんな爪とぎアイテムがあるため、いくつかタイプの異なるものを用意してあげると良いでしょう。【置き型タイプ】【壁に貼り付け・取り付けタイプ】【ソファの背もたれや肘掛けなどに掛ける布タイプ】など、おうちの家具にあわせて選ぶことができます。

爪とぎのアイテムが用意できましたら、次はしつけです。とはいえ、やり方はとても簡単で、ネコちゃんの手を持ち、爪とぎに肉球をこすりつけるだけ。これで大丈夫です。

このときに無理に爪を出させる必要はありません。肉球を爪とぎにこすりつけるだけで、ネコちゃん自身のニオイをつけることができます。何度か同じ爪とぎに肉球をこすりつけるトレーニングを繰り返すと、「ここは爪とぎの場所なんだ」と、視覚と嗅覚で覚えてくれることが多いです。

キッチンの侵入対策

ネコちゃんの中には、キッチンが大好きな子がいますよね。

おうちの中なので自由に行き来できるようにしてあげたいのですが、キッチンには包丁やコンロなどがあり、 お料理中にネコちゃんが立ち入ると怪我や火傷の恐れがあります。また、常温で野菜などを保管していると衛生面も気になるかもしれません。

では、キッチンにネコちゃんを侵入させないためには、どのようにすれば良いのでしょうか?

しつけを始める前の準備

・しつけの前に、キッチンに食品などをそのまま置かないようにしましょう。ニオイに気づくと興味が湧いてしまい、食べるつもりがなくてもキッチンに向かってしまう……という可能性もあります。

・キッチンのゴミ箱は蓋付きのものにして、ニオイが漏れないようにしましょう。

・可能であれば、キッチンの入り口に扉を設置しましょう。ネコちゃんは1m以上もジャンプできる子もいますので、飛び越えられない高さのものを選びましょう。

 

可能な限りおうちの中で準備ができましたら、しつけを始めましょう。

まずは褒めるしつけから始めましょう。

「ここに入らなければ、ここから出たら良いことがある」と認識させる方法

・キッチンから出た瞬間や、コンロやシンクからおりた瞬間に、ご褒美をあげる

・キッチンに入った瞬間に、「入ってはダメ」と伝えすぐにリビングなどに連れ戻す

 

「ここに入らなければおやつがもらえる!」「ここに入って叱られたが、別の場所で遊んでもらえた・撫でてもらえた!」など、ネコちゃんにとって良いことに繋がるようにすると良いとされています。

褒めるしつけが上手くいかなかった場合には、下記をお試しください。

「ここに来たら、嫌なことがある」と認識させる方法

・キッチンに入った瞬間に、ネコちゃんの嫌いなニオイのスプレーや水を空間に少量かける

・キッチンに入った瞬間に、ネコちゃんの嫌いな音や大きな音をだす

 

ホームセンターやペットショップなどで、ネコちゃんの嫌いなニオイがするスプレーが販売されています。

事前にキッチンにスプレーしておくか、ネコちゃんが入ってきた瞬間にキッチンの空間にスプレーします。水を嫌うネコちゃんも多いため、キッチンに入ったときに少量の水を空間にかけるようにすると、水気を感じて立ち退くこともあります。

また、音を使う方法もあります。ネコちゃんがキッチンに入ったときに手を叩くなどして、大きな音でびっくりさせるのも効果があるでしょう。

こちらを繰り返し行うことで、「なぜか嫌なニオイがする」「湿気があって嫌だ」「大きな音が鳴ってびっくりする」など、キッチンに行くと嫌なことが起こる、と覚えてもらい、侵入を防ぐことができるでしょう。

まとめ

ネコちゃんは自由奔放なところが大きな魅力ですが、おうちで人と一緒に生活する以上、お互いが気持ちよく暮らせるように、ある程度のルールが必要です。ぜひネコちゃんのしつけ・トレーニングに取り組んでみてください。

ここ数年、ネコちゃんの人気がますます高まり、家族の一員としてお迎えする方が増えているそうです。何かお役に立てるしつけ方法がありましたら、またご紹介していきますのでご期待ください!

この記事をシェアする
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE