こんにちは。レティシアンスタッフのYです。
リモートワークや在宅勤務が増えたこのご時世。肩凝りや腰痛など、体の不調に悩まれている方もいらっしゃることでしょう。
そんな私たち人間と同じように、在宅勤務(?)が主なワンちゃん・ネコちゃんですが、彼らも肩が凝ったり、腰が痛んだりするのでしょうか?
言葉を話せないワンちゃん・ネコちゃんですから、「肩が凝ったな」「今日は腰が痛いな」「なんだか気分がモヤモヤするなぁ」といった感覚があるかは分かりませんが、日々の生活の中で、疲れやストレスが溜まってしまうこともあるかもしれません。
愛犬と愛猫のストレス解消には、やはり元気いっぱいにお散歩したり、お気に入りのおもちゃで遊んであげたりするのが一番です。しかし、ときにはまったりと触れ合いながらリラックスできる “マッサージ” の時間を設けてみるのも良いかもしれません。
目次
マッサージのメリット
愛犬・愛猫へのマッサージには、リラックスや血行の促進といった効果があります。
また、普段は触らないような箇所を触り、観察することになるので、「こんなところにできものが……」「毛玉ができている!ブラッシングが十分ではなかったかも」など、愛犬・愛猫の変化に気付くことができる、有意義な時間にもなるでしょう。コミュニケーションをとることでオーナー様との信頼関係の構築にも繋がります。
さらに、マッサージとして色々なところに触れられることで “どこを触られても大丈夫な子” になってくれる可能性もあります。そうすれば動物病院やトリミングサロンに行った際に、より一層お利口さんにしてくれるかもしれません。
マッサージを行うタイミング
マッサージを行うタイミングも重要です。愛犬・愛猫が「元気いっぱいまだ遊びたい!」という気持ちのときには、無理に行う必要はありません。愛犬・愛猫がのんびりリラックスしているタイミングで行いましょう。
直接触れ合うことで、オーナー様の気持ちは愛犬・愛猫に伝わります。まずオーナー様自身がリラックスして、コミュニケーションを楽しむ気持ちが大切です。
マッサージの際に注意するポイント
手を温めてから
手が冷たいと、ワンちゃん・ネコちゃんがびっくりしてしまいます。もちろん、事前に手を洗って清潔にしておくことは大切ですが、そのあとできるだけ手を温かくして、優しく声をかけてから触るようにしましょう。
テレビなどの音は小さめに
周りから大きな音や声などが聞こえると、ワンちゃん・ネコちゃんが気になってしまってコミュニケーションに集中できません。テレビなどは消して、愛犬・愛猫がリラックスできるような環境作りを心がけましょう。
アクセサリーは外して
アクセサリーを身に付けていたり、爪が伸びていたりすると、 ワンちゃん・ネコちゃん、さらにオーナー様ご自身も怪我をしてしまう可能性があります。くれぐれもご注意ください。
マッサージのやり方
急に「マッサージをしましょう」と言われても、どのように行えば良いか分からないかもしれませんが、難しく考える必要はありません。愛犬・愛猫が心地よくリラックスしてくれる場所を探し、次のような手の動きでマッサージしてあげましょう。
手をブラシのようにする
指を曲げて(かゆいところを掻くようなイメージで)、愛犬・愛猫の毛並みに沿ってブラッシングするようにマッサージしましょう。このとき毛並みに逆らってしまうと、ワンちゃん・ネコちゃんは不快に思ってしまうので注意が必要です。
マッサージに慣れていない場合は、普段使用しているブラシで優しくブラッシングしてあげることから始めて、徐々に手で触られることに慣れてもらいましょう。
円を描くようにする
指先でひらがなの「の」の字を描くようにマッサージします。ほぐしてあげたい部位に行うと効果的です。
もみもみする
2~3本くらいの指を使ってもみもみします。筋肉が多い部分や凝っていそうな部分を重点的に揉んでいきましょう。力加減を誤ると痛い思いをさせてしまうので、最初は優しく、愛犬・愛猫が好む力加減を探りながら行うのが良いでしょう。
どのマッサージも、愛犬・愛猫が「気持ちよい」「心地よい」と感じてくれることが大切です。ごろんと横になったり、薄目でうっとりしていたりするとリラックスし、気持ちよいと感じているサインになります。嫌がる箇所を無理やり触る必要はありません。
もちろん、マッサージ自体が苦手なワンちゃん・ネコちゃんもいるので、嫌がった場合はやめて、お互いが怪我をしない程度に少しずつ続けてみましょう。
ワンちゃん・ネコちゃんがどうやったらリラックスしてくれるのか、コミュニケーションを兼ねて研究してみてはいかがでしょうか?
まとめ
最も大切なことは「無理をしない」ことです。1日10分~15分程度、愛犬・愛猫、オーナー様のペースでゆっくり続けてみましょう。
リラックスした愛犬・愛猫が幸せそうにまったりする姿が見られた時は、こちらまで幸せな気持ちになりますし、癒やされること間違いなしです。
愛犬・愛猫との親密なコミュニケーションのために、焦らず気長に、マッサージの時間を取り入れてみてください。
次回は「人気の猫種」についてご紹介する予定です。どうぞご期待ください。