【愛犬・愛猫の迷子対策に】マイクロチップ装着のメリットとは

2022.08.03

#犬#猫
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こんにちは。レティシアンスタッフのAです。

突然ですが、ご自身の愛犬・愛猫が迷子になってしまったら、皆様はどうしますか?
先日、SNSで迷子犬の情報提供を求める投稿を拝見して、1日でも早くご家族の元へ戻れるよう、微力ながら拡散させていただきました。どうかワンちゃんが無事に見つかりますように……。

愛犬・愛猫が迷子に……なんて考えるだけでも、オーナー様は大変ご不安でしょう。私自身、そんな場面になればきっと慌ててしまい、適切な対応がとれないように思います。

そこで、今回は愛犬・愛猫が迷子のときに役に立つ「マイクロチップ」についてご紹介します。
ワンちゃん・ネコちゃんと暮らしている方の多くは、その名前を耳にしたことがあると思いますが、実物のマイクロチップを見たことがない、どのような仕組みなのかわからない方もいらっしゃると思いますので、この機会にぜひ、マイクロチップについて知っていただけたらと思います。

マイクロチップについて

「マイクロチップ」とは?

直径2mm×長さ12mm程度の円筒形で、外側に生体適合ガラスを使用した電子標識器具です。最近では直径1.4mm×長さ8.2mm程度のものが主流になりつつあります。

マイクロチップには、15桁の数字(ISO規格の個体識別番号)が記録されています。この番号を専用のリーダー(読み取り器具)で読み取ることで、オーナー様を辿れる仕組みになっています。リーダーは、全国の動物愛護センターや保健所、一部の動物病院や警察など、動物が保護される可能性のある施設に配備されており、マイクロチップ番号が活用されています。

マイクロチップの耐久年数は約30年とされており、チップ自体には電池を必要としないため、一度ワンちゃんやネコちゃんの体内に埋め込むと半永久的に機能します。なお、マイクロチップにはGPS機能はついていないので、居場所を把握することはできません。

マイクロチップを装着すると、どんな時に役に立つのか

愛犬・愛猫が迷子になってしまった際に、装着されたマイクロチップをリーダーで読み取ると個体識別番号が分かります。その番号から、データベースに登録されているオーナー様の情報と照合することで飼い主がわかり、ご家族の元へ帰ることができます。
また、迷子だけではなく、地震や水害などの災害、盗難や事故などによって離れ離れになってしまった際にも、愛犬・愛猫を探し出せる可能性が高まります。

マイクロチップの装着義務化

動物愛護法の改正により、令和4年6月1日からブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫について、マイクロチップの装着が義務化されました。

・令和4年6月1日以降、ブリーダーやペットショップからワンちゃん・ネコちゃんをご家族にお迎えする場合には、すでに装着されているマイクロチップの情報をオーナー様の情報に変更する必要があります。登録情報の変更手続きについては、ブリーダーやペットショップにご確認ください。

・マイクロチップが装着されているワンちゃんやネコちゃんを保護し、ご家族に迎え入れた場合や、譲り受けた場合でもオーナー様の情報への変更手続きが必要になります。

・お引っ越しなどによりオーナー様のご登録内容に変更があった際には、変更手続きを行うことが義務付けられます。

マイクロチップの装着方法

マイクロチップの装着は獣医療行為になりますので、動物病院などで獣医師が専用の注入器を使って皮下に埋め込みます。また、令和4年5月に施行された愛玩動物看護師法により、愛玩動物看護師もマイクロチップ装着の獣医療行為が可能になりました。個体差がありますが、犬は生後2週以降、猫は生後4週以降から埋め込むことができるとされています。
マイクロチップを装着した際には「マイクロチップ装着証明書」が発行されます。このマイクロチップ装着証明書は、オーナー様の情報をデータベースへ登録する際に必要になりますので、大事に保管してください。

登録や変更手続きについて

・パソコンやスマートフォンを使ってオンラインで登録をする方法
・申請書類を取り寄せして郵送にて登録をする方法
・マイクロチップを装着した動物病院で登録申請書をもらい登録をする方法

 

などの方法があります(※2022年1月時点)。
また、情報の登録や変更には費用が発生しますが、オンラインの申請か、紙媒体での申請では料金が異なります。あわせてご確認ください。

登録・変更が完了すると登録証明書が発行されますので、大事に保管してください。登録・変更のどちらであっても、申請先は「公益社団法人日本獣医師会」となります。情報漏洩対策は万全とのことです。登録情報にアクセスするのは自治体、警察に限られるそうですので、セキュリティー面も安心できますね。

まとめ

マイクロチップの導入により、愛犬・愛猫が迷子になってしまっても、すみやかにご家族の元へ戻れる体制が整ってきました。
ワンちゃん・ネコちゃんの迷子は、どれだけ注意していても起こりうる事故です。マイクロチップの情報を把握しておくと、少し安心できるかもしれませんね。

マイクロチップについては、環境省から最新の情報が発信されています。ワンちゃん・ネコちゃんのお迎えをご検討中の方、マイクロチップの装着や登録をご検討されている方は、そちらもぜひご一読ください。
【環境省】犬と猫のマイクロチップ情報登録に関するQ&A

 

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