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【愛犬の運動不足解消に!】 ~アクティブ犬向き:ドッグラン編~

こんにちは。レティシアンスタッフのSです。

一般的に、冬は愛犬にとって過ごしやすい季節です。ただ、寒さが苦手だったり、暖かいお部屋でぬくぬく過ごすことが好きだったりする愛犬も多いですよね。うちの子(ビション・フリーゼ/1歳4ヶ月)もこちらのタイプです。

「お散歩にいくよー」と声をかければ、いつもは大喜びで飛び起きますが、冬は暖かいカーペットからすぐには動こうとしません。
私も愛犬に似て寒さが苦手なので、ここ最近はお散歩を早々に切り上げて、暖かいお部屋で一緒にぬくぬく過ごしていました。

でも……、ある日のことでした……。

「あれ? なんか丸くない?」

おすわりをした愛犬の後ろ姿をみて驚きました!
あわてて体重計にのせてみると、やはり0.5kgも増えていました。
わずか0.5kgですが、50kgの人間に換算すると6~7kg(!)もの大増量になるそうです!

そうですよね、1日1時間くらいしていたお散歩タイムも短くなって、暖かいカーペットの上でだらーんとしてばかりでしたから、太ってしまうのは当然ですよね。
きっとこのようなご経験をなさったオーナー様も少なくないのでは……?
そこで、寒さが苦手で、毎日のお散歩に気乗りしてない様子の愛犬にどうやってエネルギーを発散してもらうかを、愛犬のタイプ別に考えてみました。

愛犬のタイプを確認

アクティブ犬→ドッグラン向き

・お友達と遊ぶことが好き
・走ることが好き
・ボール遊びが好き

マイペース犬→公園向き

・お友達よりもママやパパが好き
・歩くことが好き
・ボール遊びが好き

パッシブ犬(消極的)/シニア犬や持病のある犬→おうち遊び向き

・お友達が怖い/苦手
・季節関係なくゆっくりすることが好き
・運動を制限されている

今回は、アクティブ犬におすすめの「ドッグラン」の活用法をご紹介します。

運動不足の愛犬も、ドッグランに行けばお友達もいるので、寒さも忘れて楽しんでくれるでしょう。また、ドッグランはボール遊びが大好きな愛犬にもおすすめですので、週1回でも思いっきり運動してもらうのはいかがでしょうか?

ドッグランデビューまで/事前準備

ドッグランで遊ぶ際には、「呼び戻し」ができるようになっていることが理想です。

呼び戻しができていれば、以下のような危険を回避できます。

・お友達との喧嘩やトラブルの回避
・扉からの逃亡回避

呼び戻しの練習は、まず家の中で完璧になるまで行います。大好きなおもちゃやおやつなどの誘惑があっても呼び戻しができるまで頑張りましょう。

次のステップは、屋外での練習です。ロングリードなどを使用して、短い距離から段々と距離を延ばしていくようにしましょう。たくさん褒めてもらえたりご褒美をもらえたり、「名前を呼ばれて走っていくと良いことがあるんだ!」と学習してもらいます。

また、事前に “お友達との付き合い方/向き合い方” を確認しておくことも大切です。

普段のお散歩中にお友達とすれ違ったとき、愛犬はどんな反応をしていますか?

「ワンワンと吠える」「飛びつこうとする」などの行動をとっている場合は注意が必要です。

気持ちが高ぶるだけで攻撃性はなく、近づくとちゃんと挨拶ができるようであれば心配はありません。お友達が大好きでただ早く遊びたいだけですので、交流の仕方を教えてあげれば問題ないと思われます。

しかし、咬み付いたり、嫌がっているお友達に無理に近づいたりしている場合は要注意です。ドッグランでも同じ行動をする可能性がありますから、しっかりトレーニングを行ってからデビューすることをおすすめします。

また、逆に近寄ってきたお友達から逃げたり、怖がっていたりしているような場合は、ドッグランでは楽しめない可能性もあります。トラウマにならないよう、ゆっくり慣らしてあげてください。
ワンちゃんにもいろんなタイプがあります。愛犬がどんなタイプなのかを見極め、愛犬とお友達が楽しめる状態になってからドッグランデビューするようにしましょう。

※予防接種やノミダニ対策も欠かさずに行っておきましょう。ドッグランの利用は、怪我や病気がなく健康であることが前提条件になります。

ドッグランの選定/下調べ

ドッグランデビューは初めが肝心。どういったタイプのドッグランを選ぶかがとても重要です。

ドッグランの種類の確認

・ドッグランの素材:芝/人工芝/砂/ウッドチップ/足腰に負担のかからない床
・スペース:広い/狭い/犬のサイズ別にわかれている
・環境:屋外/室内
・設備:アジリティや遊具付/プールやドッグカフェ併設 など

ルール/システムの確認

・使用料の有無:無料/年会費/使用回数ごと/日ごと
・狂犬病や混合ワクチン接種の有無
・おもちゃやおやつの持ち込みの可否・サイズ規定
・付添人の年齢や1頭に対する人数制限 など

まず重要なのは、「犬のサイズ(小型/中型/大型)ごとにスペースわけがされていること」です。体格差があると、大型犬に悪気がなくても、ちょっとしたことで小型犬に怪我をさせてしまう可能性があります。体格差が少ないほうが思いっきり楽しく遊べますし、怖い思いや危険なことも回避できます。

また、狂犬病や混合ワクチン接種証明書の提出が必須となっている、会員制のドッグランだと、より安心して利用できます。

施設によっては、ドッグランデビュー日であることを伝えると、スタッフさんがサポートしてくれるところもあります。不安な場合は、できるだけ空いている日時に、空いているドッグランを選んでお出かけするといいかもしれません。

ドッグランデビュー

事前準備OK、下調べOK。さあ、やっとドッグランデビューです。


①まずはドッグランの外側を一周する
②ドッグランに入って、リードをつけたままラン内を一周する
③ドッグランの真ん中まで歩いていき、愛犬やお友達の様子を確認する
④問題がなければリードを外す
(いざというときのため首輪またはハーネスはつけたままにする)
⑤愛犬から目を離さない/愛犬やお友達の表情・仕草を観察する

「お友達と思う存分走って遊びたい」「ボール投げをして遊びたい」「社会化のため多くのワンちゃんとふれあいたい」「お友達への苦手意識を克服したい」
など、ドッグランの利用目的は多種多様です。

他のペットオーナー様やお友達にご迷惑をかけないよう、愛犬がこのような行動をとっていないか注意して観察します。

・マウンティング
・吠える

マウンティングはすぐにやめさせるようにしてください。

気持ちが高ぶるとつい吠えてしまうワンちゃんもいますが、「犬だからしょうがない」とお考えのオーナー様や、「吠える犬はドッグランに来てはいけない」とお考えのオーナー様もいらっしゃるようです。
一緒に遊んでいるお友達のオーナー様がどう思っているかも、コミュニケーションをとりながら確認することをおすすめします。

良好な関係を築くためには、オーナー様同士のコミュニケーションも大事です。しかし、あくまでも “愛犬ファースト” です。おしゃべりに夢中になり過ぎないように気をつけましょう。

最後に、当たり前のことですが「排泄物の処理」についても徹底しましょう。
愛犬のおしっこは水で流し、便は専用のゴミ箱がない場合は持ち帰るようにしましょう。

まとめ

今回は、アクティブな愛犬のためにドッグランの活用をおすすめしました。

次回は、マイペースな愛犬のために「~マイペース犬向き:公園遊び&お散歩編~」として、公園などでの遊び方についてご紹介させていただく予定です。どうぞご期待ください!

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