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【愛犬と一緒におでかけ】~船(国内船)でのおでかけ~

こんにちは、前回に引き続きレティシアンスタッフのSです。

連載しておりました “愛犬とおでかけシリーズ” ですが、ラストは「船(国内船)でのおでかけ」についてです。

「犬と一緒に船にのる」というシチュエーションはなかなか想像しづらいかもしれません。

私も以前、犬友さんのSNSにワンちゃんと一緒に伊豆大島へ旅行している写真が投稿されているのを見て、ワンちゃんも船にのれることを知りました。

私はもともと旅行が大好きなので、「愛犬と一緒に船でおでかけできるなんて!」と想像するだけで心が弾みます。

 

今回は、船旅初心者におすすめと言われている「東京・竹芝客船ターミナルから伊豆大島へおでかけ」するプランをご紹介します。

船にのせるときの注意点/ポイント

ご紹介する東京~伊豆大島行は、「東海汽船」の大型客船/ジェット船のみペットの乗船が可能とのことでした。「東海汽船」のお客様センターに直接問い合わせをしてご回答いただいた内容をお伝えいたします。(※2022年2月現在)

※目的地によって船会社が異なり、さらに乗船規約が異なるため、必ず事前にペットの乗船が可能かどうかをご確認ください。

 

乗船ができないワンちゃんについて

船上では、一辺45cm以内の顔などが出ない「ケージ」または「かご」に入れる必要があります。そのため、このサイズにおさまらないワンちゃんは大型客船/ジェット船ともに乗船ができないそうです。

また、ジェット船は「小型犬のみ乗船が可能」とのことですので、中型犬は大型客船を利用することになります。

必要な輸送容器(クレート)について

前述のとおり、「一辺45cm以内、顔などが出ない」ことが条件になります。

飛行機のような細かな規定はないようですが、ご不安な場合は事前にお問い合わせいただくことをおすすめします。

船内について

<ワンちゃんが過ごす場所>

~大型客船~

残念ながら客室/客席で一緒に過ごすことはできません。
ペットルームが用意されているので、そちらに連れて行くことになりますが、飛行機のような貨物室ではなく、ペットルームに設置されているケージやクレート内にお預けします。
ケージやクレートには鍵が付いていて施錠ができるとのことですので、安心してお預けができますね。

お預け後は、基本的にペットルームから出すことはできません。到着までそのお部屋で過ごしてもらうことになります。東京・竹芝客船ターミナルから伊豆大島へ大型客船で最短でも6時間かかるので、オーナー様と離れたところで過ごすトレーニングは必要だと思いました。

 

~ジェット船~

特定のペットルームの用意はないので、船員さんのご指示に従って、通路など特定の場所に規定サイズの「ケージ」または「かご」に入れた状態で置いておきます。
東京・竹芝客船ターミナルから伊豆大島までは最短で1時間45分なので、「ひと眠りしていたら、あっという間に到着していた!」とワンちゃんに思ってもらえるよう、乗船中に眠れるくらい、乗船前にたくさん遊んでおくと良いですね。

 

<ワンちゃんが過ごす環境>

客室/客席と同じように管理された過ごしやすい空間なので、基本的に心配事は少ないと思います。

船旅には “揺れ” が付き物ですが、大型客船/ジェット船ともに揺れへの配慮があり、揺れが軽減されているとのことです。
しかしながら、船特有の揺れは多少なりともあると思われますので、乗り物酔いをするワンちゃんは注意が必要かもしれません。乗り物酔いからくるよだれなどでワンちゃんの体が汚れてしまう可能性があるので、到着後キレイにできるように、タオルを多めに持参していただくことをおすすめします。

 

輸送運賃について

窓口でご自身の乗船券を提示し、ペット券を購入します。

東京・竹芝客船ターミナルから伊豆大島までは2,000円程度なので、そこまで高額ではないという印象です。

まとめ

車(マイカー)から始まり、電車・新幹線・バス・タクシー・レンタカー・飛行機、そして今回は船でのおでかけについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

私はできる限り愛犬と一緒に過ごしたいので、行動範囲が広がる可能性が感じられてうれしいです。

どんなおでかけスタイルでも、ご迷惑をおかけすることがないように、周りの方への配慮は欠かせません。ワンちゃんにとっても、おでかけ自体が負担にならないよう、しつけやトレーニングも必要になってきますね。

新型コロナウィルスの影響でまだ制限はあると思いますが、感染予防対策をしっかりして、私もまずは愛犬との船旅計画を実行したいです。その感想などもまたご報告させていただきたいと思います。

 

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