こんにちは。レティシアンスタッフのAです。
ワンちゃんを飼っている方は、「愛犬と一緒に遊びに行こう!」と考えたときに、どのような場所が思い浮かびますか?
私が学生だった頃は、我が家のワンちゃんと近所の大きな公園へ行き、フリスビーやボールのキャッチ遊び、そして一緒に全力ダッシュなどをしていました。当時、基本的に移動手段は徒歩か自転車でしたので、お散歩コースの範囲を越えた場所には連れて行ってあげられませんでした。
しかし、社会人となり、さらに車の免許を取った今の私であれば、ワンちゃんと一緒に遠出することもできます!
そこで今回は、ワンちゃんと一緒におでかけしたら楽しいアウトドアスポット・アクティビティをご紹介させていただきます。
なお、時期によってはシーズンオフとなるアクティビティなどもご紹介していますので、詳しい営業期間・予約期間などについては各会社のホームページをご確認ください。
目次
アウトドアへ行く前に…
アウトドアにおでかけすると、ワクワク・ドキドキの楽しい体験ができる反面、思わぬ事故が起きてしまう可能性もあります。楽しくなりすぎて感情が高ぶってしまうと、人も犬もついつい危機管理や判断がおろそかになってしまうこともあるでしょう。
まずは、おでかけ前に用意しておきたいアイテムのチェック、そして注意事項の再確認を行っておくといいですね。
おでかけ時のおすすめアイテムリスト
・首輪/ハーネス/リード
・迷子札/鑑札
・エチケット袋(うんち袋)
・マナーベルト/マナーパンツ
・ペットシーツ
・フード/水/おやつ
・フードボウル/給水ボウル
・タオル
・ウェットティッシュ
・おもちゃ
・ペットカート/キャリーバッグ
基本的には日常のお散歩でも使用しているアイテムが多いので、お散歩グッズにプラスαであれこれ準備するのがベストかと思います。
おでかけ時の注意事項
目的地に着いたときに、気持ちが高まってしまい、いきなり飛び出して走り出してしまうワンちゃんも珍しくありません。リードやハーネスを着けてコントロールできるようにしておきましょう。また、万が一迷子になってしまったことを考えると、マイクロチップの登録に加え、迷子札や鑑札を首輪につけて備えておくのも重要です。
アウトドアやアクティビティなど、おでかけした場所によっては、「濡れてしまった!」「泥まみれになってしまった!」なんてこともあるでしょう。吸水性の高いタオルは多めに用意しておくと安心です。
なお、おでかけ先のルールを守ることも大切です。施設内のリードの着用・排泄物の片付け・飲食が可能なエリア・ワクチン接種の証明書の提出などなど、施設ごとにルールがあります。どなたも気持ち良く利用できるよう、あらかじめきちんと確認をしておくといいですね。
アウトドアなどへのおでかけの際に、もっとも注意すべきなのは “体調管理” です。普段以上に気をつけてください!
出発前にワンちゃんや、オーナー様の体調に異変を感じたら、(程度にもよりますが)おでかけは見送った方が良いかもしれません。せっかくの楽しいおでかけなのに体調が万全でないと全力で楽しめませんよね。
また、おでかけ先で病院へかかるような事態になると、そこはかかりつけの病院ではありませんし、場所によっては病院がとても遠い場所にある……というケースも考えられます。おでかけの際は、くれぐれも体調には気をつけて、無理のないように楽しみましょう。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、いよいよワンちゃんと一緒に楽しむ「アウトドアスポット」と「アクティビティ」についてご紹介させていただきます。
<カヌー/カヤック>
春から秋にかけて海や川や、湖などで楽しめる水上アクティビティです。
“パドル”というブレードを使って小舟を漕いで水上散歩を楽しむことができます。
(余談ですが、カヌーとカヤックの違いは主に使用するパドルによります。「カヌー=水を漕ぐブレードが片方だけ」「カヤック=ブレードが両端についている」という違いがあります。)
カヌーやカヤックは、季節や天候によるコンディションの良し悪しがありますが、楽しめる時期が長いので、春には桜、夏には緑、秋には紅葉などが楽しめます。さらに、乗船できる時間帯の幅も広く、早朝から夕方ごろまで遊べますので、四季折々の景色以外に朝焼けや夕焼けの景色も水上から堪能できます。
「小舟にワンちゃんも一緒に乗船して大丈夫?」と心配される方もいらっしゃると思いますが、ワンちゃん用のライフジャケットのレンタルがある施設もありました。
なお、船によってはワンちゃんの体重制限がある場合もありますので、カヌーやカヤックのアウトドアにおでかけの前には、施設ごとのプランの詳細もよくご確認ください。
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シロウマアウトドアカンパニー
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ナゴミ ネイチャー コネクションズ
https://www.nagomi-nc.com/kayak
<スキー/スノーボード/ソリ>
積雪がある時期に楽しめるアクティビティです。
都心にお住まいのワンちゃんなどは、なかなか雪を目にする機会がありませんので、見慣れない雪という不思議な物体にふれて、きっとドキドキのアウトドア体験になるでしょう!
スキー場によっては、雪のドッグランを設けてくださっているところもあります。また、ゲレンデの滑走とゴンドラやリフトの搭乗については、各スキー場によって対応は様々です。ワンちゃんOK・NGのコースや、ペットと同伴搭乗可能・不可能なゴンドラやリフトなどもありますので、スキー場選びの段階でチェックしておくと良いでしょう。
なお、おすすめアイテムには記載していませんが、ワンちゃん用のドッグウェアや、肉球のしもやけ対策に犬用シューズなどもありますので、ワンちゃんを守るためにも雪遊びに行かれる際に準備しておくと良いと思います。
また、スキー場は積雪のある冬限定のアクティビティスポットと思われがちですが、寒さが苦手なワンちゃんは、初夏から秋までの「グリーンシーズン」におでかけに行くのもおすすめです。涼しい高原で山々を一望でき、散策コースが広がっているので避暑地として訪れるのも楽しみのひとつです。
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富士見パノラマリゾート
※レティシアンスタッフもプライベートでワンちゃんと遊びに行かせていただきました!
https://www.fujimipanorama.com/snow/
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軽井沢スノーパーク
https://www.presidentresort.jp/snowpark/dog/
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IWATAKE WHITE PARK
https://iwatake-mountain-resort.com/winter/whitepark
<アジリティー>
アジリティーとは、指導手と犬が息をピッタリ合わせて、コース上に置かれたハードル、トンネル、シーソーなどの障害物を、定められた時間内に次々とクリアしていく競技です。(JKCより転記:https://www.jkc.or.jp/events/agility/how_fun)
私のイメージでは、運動量が多くて体力のある中型~大型の犬種に向いているアクティビティスポーツだと思っていましたが、ワンちゃんの体高ごとに障害物の設定を変えることが可能なのだとか。小型のチワワちゃんやトイプードルちゃんなども楽しむことができるようです。
施設によっては、プロのトレーナー様に指導していただくことや、指導なしの練習場所として利用できるところなどがあります。また、初心者さん向け、ある程度経験のあるオーナー様とワンちゃんに向いている施設などがありますので、愛犬との経験値をもとにおでかけ先を選ぶといいでしょう。また、「オーナー様とワンちゃんの息ピッタリ度」が重要なアクティビティなので、お子さんから大人まで楽しめると思います。
なお、障害物の数などに限りがあるため、アジリティーを楽しむ際は、ワンちゃんの呼び戻しがきちんとできることや、他の利用者様やワンちゃんの邪魔をしないなどルールが定められています。まずはドッグラン などで他の利用者様やワンちゃんがいる環境に慣れてからアジリティーデビューを計画すると安心でしょう。
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犬のしつけ教室 Wonderful Leben
http://www.wonderfulleben.jp/973603369
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3-2-WAN!
https://32wan.net/home/ods/#AGILITY01
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まとめ
いろいろと調べながらここまで書いてきましたが……、実は我が家のワンちゃんは数年前に亡くなっています。実家への帰省中に思い出の公園の前を通りすぎたときに、ふと「ここでよく遊んだなぁ……」と思い出したことがきっかけで、今だったら一緒にどこに遊びに行こうかなと思い、この記事を執筆しました。
今回ご紹介させていただいたワンちゃんと楽しめるアクティビティは、ほんの一部に過ぎません。まだまだ楽しい遊び方がありますので、機会がありましたらご紹介させていていただけたらと思います!