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【ドッグフード】給与量・回数はどのくらいが適正?確認すべきポイントについて解説

新しいドッグフードに切り替えるときや、愛犬の体重が気になってきたとき、ドッグフードの給与量や回数はどのくらいが適正なのか、迷ってしまうことも多いですよね。ドッグフードの種類や愛犬ごとの個体差で、適正な給与量は大きく変わるもの。今回はドッグフードの給与量・回数を考えるうえで押さえるべきポイントをご紹介します。

給与量を決める際に確認すべき3つのポイント

ドッグフードのパッケージを参考にする

まずは、ドッグフードのパッケージに記載されている給与量をよく確認しましょう。

ドッグフードメーカーが提示している給与量は、そのドッグフードのレシピや栄養バランスを考慮して定められているものですので、はじめはそれを目安とするのが良いでしょう。記載されている給与量に幅がある場合は、まずは目安量の下限からスタートし、様子を見ながら少しずつ増やしていくのがおすすめです。

パッケージに記載されている給与量を参考にする場合、「体重」の見方には注意が必要です。愛犬の「体重」ごとに給与量の目安が記載されていることが多くありますが、これは「現在の体重」ではなく「標準体重」なので、愛犬の体重はどのくらいが理想かを踏まえて給与量を確認しましょう。

 

犬の体重や体型によって調節する

上述のとおり、ドッグフードのパッケージに記載されている給与量はあくまでも「標準体重」ごとの目安であり、実際には愛犬の体重や体型によって適正な給与量は異なります。

体重を減らしたい愛犬には目安量よりもやや少なめに、反対に体重を増やしたい愛犬や体型がしっかりしている愛犬には、目安量よりもやや多めに与えると良いでしょう。

給与量を調節する際は一気に量を増減するのではなく、愛犬の様子を見ながら少しずつ増減するようにしてください。

 

飼育環境や体の状態によって調節する

愛犬の飼育環境によっても、必要なドッグフードの量は異なります。屋内でゆったりと過ごすことの多い愛犬は、エネルギー消費量もそれほど多くないため、カロリー過多にならないようドッグフードは少なめに調節してあげましょう。反対に屋外で活発に運動をする愛犬には、必要な栄養がしっかりと摂れるよう、ドッグフードは多めにあげると良いかもしれません。

ドッグフードの量を調節するうえで目安の一つとなるのが、愛犬のウンチの状態です。ウンチがゆるく柔らかい場合は、ドッグフードの給与量が多すぎる可能性があります。ウンチの硬さは、ティッシュでつまんで汚れがつかない程度が良いと言われます。その状態を一つの目安に、ドッグフードの量を調節してみましょう。

ただし、ウンチがゆるい場合は胃腸炎や大腸炎などの疾患の可能性もありますので、その際はかかりつけの獣医師に相談するようにしてください。

 

ライフステージごとの回数と注意点

子犬期(成長期)の場合

子犬期(成長期)の場合、基本的には、ドッグフードのパッケージに記載されている給与回数でドッグフードを与えましょう。給与回数は、1日2~3回とされていることが多いと思われます。

ただし、子犬期(成長期)の中でもとりわけ多くのエネルギーを必要とする急成長期には、胃の大きさに対して必要な給与量が多いため、1日4~5回に分けて与えると良いでしょう。急成長期は犬種によって異なりますが、小型犬・中型犬は5~6ヶ月頃まで、大型犬は10ヶ月頃までとされています。

 

成犬期の場合

愛犬が成犬期に入ったら、基本的に給与回数は1日2~3回としましょう。この時期までには毎日の食事の時間や回数を固定し、規則正しく食事をとる習慣をつけると良いでしょう。

ただし、胃酸過多などで食前に吐いてしまう愛犬の場合は、全体の給与量を変えずに給与回数を増やしてあげるようにしてください。

 

シニア期の場合

シニア期の愛犬も、基本的に給与回数は1日2~3回のままで問題ありません。ただし、愛犬によっては食が細くなったり、消化機能が低下したりすることもありますので、その場合は1回あたりの給与量を減らし、その分給与回数を増やしてあげると良いでしょう。

 

まとめ

毎日ドッグフードを与える上で、愛犬のためにドッグフードの適正な給与量と給与回数を把握しておくことは大切です。今回ご紹介したポイントを踏まえて、愛犬に合ったドッグフードの給与量と給与回数を見極めてあげましょう。

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